作戦 strategy 2003 9 10

 どんなに強い軍隊でも、戦線が伸びてしまえば、負けます。
これは、歴史の鉄則です。

 2003年の初めの頃は、日本経済は、ひどい状態でした。
大企業も不景気、
中小企業も不景気、
零細企業も不景気、
個人消費も不景気でした。
 このように、ここまで、ひどくしてしまうと、
作戦を考えなければなりません。
大企業も、中小企業もと、あちこちに戦線を広げると、失敗します。
 こうなってしまっては、まず、大企業の復活を考えるべきです。
大企業が元気になるには、株式市場が回復することが必要です。
そこで、株式市場を回復させることを、重点的に考える必要があったのです。
 株式市場の回復→大企業の復活→個人消費の復活→中小企業の復活→零細企業の復活
こうなってくれるように祈ります。
 それにしても、あまりにも時間を浪費してきました。
もっと、早く、作戦を実行すべきでした。

失った土地は回復できるが、
失った時間は回復できない。

失った金は回復できるが、
失った時間は回復できない。